体験記

うつ病が発覚するまで。心療内科編

消化器内科の医師より心療内科を薦められ受診する事になりました。心療内科と聞くと敷居が高いと思われがちですが、ひろしがかかった心療内科は総合病院の中にあり、フロアも一般科と同じだったりします。

まずストレスチェックのようなマークシートに答えて名前が呼ばれるまで待合室で待ちました。名前が呼ばれると診察室には物腰の柔らかい医師が待っていました。医師は、ひろしの話しをじっくりと聞いてくれて、スルピリドという昔は胃潰瘍等に使われていた薬を処方してくれました。仕事に関しても「健康な時と比べて100%近く体調が回復するまでは職探しもしなくて良い」といってくれました。

スルピリドは、うつ病にも用いられるのですがこの時はうつ病だなんてこれっぽっちも思ってませんでした。
診療内科を受診し体調が100%に回復するまで内服治療を受ける事となりました。回復するまで就活も休業となるのでした。胃のムズムズ感の原因が精神的なものだというのがわかったのでほっとひと安心しました。。心なしか食欲も戻ってきました。胃のムズムズ感もたまにですが治まる時があるようになりました。

ひろしは気分転換にと妻と車で旅行に行くのでした。行き先は、山形県の米沢市です。途中福島県の喜多方に寄って、喜多方ラーメンを食べました。
Googleで調べた小さな食堂に入りました。チャーシュー麺の大盛を注文したのですがスープが薄くコンソメのような味しかしませんでした。妻は普通盛りを注文したのですが大変美味しいものでした。多分普通盛りの量でスープを割ったのだと思います。そんなハプニングがありましたが無事米沢市に到着しました。
米沢といえば米沢牛が有名ですが食べ方は色々あります。ステーキ、焼き肉、しゃぶしゃぶ、すき焼きなどお店も様々です。以前しゃぶしゃぶを堪能したことがあったので今回は焼き肉に挑戦しました。焼き肉でしたがリーズナブルの値段で上質の肉を堪能することが出来ました。
なかかでもレバー焼きをレアに焼いて食べることができるのですがレバー独特の臭みもなく絶品でした。
時間が空いたので近隣のパチンコ屋に寄ったのですが、運が良いことに夕飯代を稼ぐ事に成功したのでした。宿泊は格安のビジネスホテルに泊まりました。帰りは福島県福島市のフルーツラインで桃狩りをして、お昼には白河市で白河ラーメンを食べ家路につくのでした。妻との旅行は、毎度食べ物中心なのです。

胃のムズムズ感を治療すべく診療内科にかかった訳ですが体調が100%回復するまで就活はお休みするのですが、国民健康保険や国民年金、住民税の支払いは待ってはくれません。退職した3月からは無職なわけですからもちろん毎月決まった収入なんてありません。運良く3月、5月、6月、7月は大好きなスロットで収入を得ていた為なんとか支払いする事は出来ていたのですがそれがずっと続くわけではありません。
水道光熱費等の生活費は貯蓄から切り崩していました。

以前にも書きましたが退職理由が自己都合であるため3ヶ月の給付制限があったため、7月になりやっと雇用保険が受給されるのです。その間に求職活動をする必要があるのですが、ひろしは職安が主催するセミナーやキャリアコンサルティングを受けいたのですが遂にネタがつきてしまうのです。雇用保険の支給は4週間ごとのためその間に2回以上の求職活動をしないといけないのです。幸いひろしの通っていたハローワークでは認定日の最初に面談をするためその面談が求職活動1回にカウントされ、今後も雇用保険を受給するためには、最低1回以上の求職活動をすれば良いのです。ひろしは、パソコンからプリントアウトした求人情報についての詳細や管轄外の求人情報を取り寄せてもらい、ハローワーク職員に相談したりしてました。雇用保険には働く意思があり、働ける状態かとい条件があるため不正受給にならないようと体調が悪いことはきちんと申告していました
話しは戻りまして気分転換にと妻との旅行を楽しんだわけですが、胃のムズムズは一向に治まる気配はありません。常に胃の辺りに手を置いているいるため真夏なのに腹巻きを巻いて身体を締め付けるといった工夫などしましたが全く効果を示しませんでした。

体調も徐々に良くなり原因が精神的なものだとはっきりした為不安は拭いさったはずなのにどうしてでしょう。そう疑問に思いなぜか、ひろしは診療内科から処方された薬を自己中断してしまうのでした。

そんな中決定的に体力が衰えたと自覚する出来事がありました。お盆に家族や兄弟達とバーベキューを行ったのですが前日に買い出しを一人で行う事が出来たのですが、当日になると準備中に疲れはててしまうのでした。準備は兄弟達に任せて、ひろしは家で横になっているのでした。

旅行に行ったりなどしてましたから、まさかこんなに体力が衰えているとは思ってもいませんでした。そこから約2週間程自己中断していた薬を飲み始めるのです。その辺りから不眠がちとなり昼夜逆転生活になってしまいました。あの時薬を飲み続けていたらどうなっていたのかは後の祭りです。

そこから不眠がちとなり昼夜逆転してしまうのでした。また外出するのを極端に嫌がるのでした。
これは2年に1回行われる地元の花火大会での出来事なのですが妻と一緒にいく予定をたてていたのです。直前になると何故か花火大会に行きたくなくて仕方がなくなってしまい。自分でも理由がわからないので、ただ行きたくないだけなので妻も納得する訳がありません。なんとか気力を振り絞って妻と喧嘩しながら行ったのを覚えています。
昼夜逆転生活に関しては、もちろんこの頃は無職でしたからそこまで気にもとめていませんでした。眠れなくてもテレビやスマホで動画を見てれば良いですし、朝5時頃に寝てお昼過ぎに起きるといったスタイルでしたが生活には何ら支障はありませんでした。

そんな生活を続けていたのですがついに不眠となってしまうのです。朝方になりいつものように眠くなったので寝ようと思うのですが寝たくても全く眠れないのです。雨戸を閉めて部屋を真っ暗にしたり、好きな動画や音楽を流しながら横になってもダメでした。さらには突然襲ってきた焦燥感に苦しむのでした。
ちょうど近くの中学校で体育祭の練習を行っていたのですがその物音が不快で仕方なくなってきたのでした。イライラ感がつのりうるさいと怒鳴り込みにいこうかという気持ち押さえていました。さらには、焦る気持ちから「自分がここにいてはいけないのでは」と感じるようになり、なぜか死んでしまいたい気持ちがでてきてしまい。幸いその時は理性を保つ事が出来ていたため何とか感情をコントロールする事が出来ました。

これはまずいと思い診療内科の予約を早めるのでした。たしかその日は土曜日だったと記憶しています。すぐに受診する事は出来ませんでしたが焦燥感は一過性のものですぐに治まりましたが、今までも治まる事のなかった胃のムズムズ感は増強してくるのでした。
その時の胃のムズムズ感は今までで一番不快なものであり、手で常に胃の辺りを擦っていました。なぜかこの時はこのまま家に居てはまずいと感じ洗濯幾を回し洗濯物を乾燥機にかけに行ったのでした。

その時は「睡眠薬を処方してもらえれば大丈夫だろう」そう思っていました。

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