はじめに
現在うつ病に苦しんでいる人、家族や周囲にうつ病で苦しんでるがいっらしゃる方がいましたらましたらこの講座を読んでいただいて何かの参考にしていただけると幸いです。
今回は接し方編です。
家族や周囲にこう接してほしいと思ったことはありませんか?どのように接したいいか悩んだことはないでしょうか?うつ病患者であるひろしの実体験に基づいて解説したいと思います。
1.その人を理解してあげてください。無理に共感する必要はありません。
うつ病で苦しんでいるとじっとしているだけでも辛いです。ただ横になってることでさえ辛いのです。仕事や家事をこなすこともできません。ましてや自分の身なりを整えることすらできません。周りからみると甘えや怠けととらえるかもしれませんがやりたくなくてやらないのではありません。やりたくてもできないのです。それぐらい気力が低下していたり、気分が落ち込んだり憂うつな気分がずっと続いているのです。まずはそのことを理解してあげてください。ひろしはお風呂に数週間入らなかったり、歯磨きもせず、ヒゲもそらず、着替えもろくにせずいた時期もありました。うつが少しづつ良くなっていくと話せる時期やお風呂に入れる時期がやってきますから。
2.基本的にはそっとしておいてあげてください。そっと見守る姿勢が大切です。
無理に言葉をかける必要はありません。思いがけない一言が辛かったりするのです。よく励ましの言葉は禁物というますが辛い時期はその言葉すら頭に入ってきません。また周囲からの刺激がうつ症状を強めることがあります。なのでそっと見守る姿勢が大事なのです。ひろしの場合は人と接することすら辛く妻と会話すらできない時期がありました。友人と出かけて自暴自棄になることもありましたのでグループライン等も退出しました。
3・目を離さないであげてください。
うつ病で一番注意しなくてはいけないのは自らが自分の命を絶つことです。自分でもどうにもならなくなって自殺を図ってしまうのです。これは本人の意思ではなく病気によるものなので絶対に防ぎましょう。ひろしの考えだとうつ病の治療が始まった直後は危険な状態にあると考えています。これはひろしが経験した抗うつ薬による賦活症候群や薬が効いてくるとふと我に返る瞬間が訪れます。その特に楽になりたいと自殺を考えてしまうからです。サインとしては普通に過ごしていることです。自分のことを自分でできるようになったりと病気のよくなりかけは注意しましょう。
以上ひろしがこうしてほしかった、こうしてほしい接し方編です。うつ病の接し方でこれが正解でこれが不正解であるという対応は正直ないと思います。この記事や体験記が何かの役にたっていただけると幸いです。
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