うつ病講座

うつ病患者によるうつ病講座 実際に飲んだことのある抗うつ剤6選

現在うつ病に苦しんでいる人、家族や周囲にうつ病で苦しんでるがいっらしゃる方がいましたらましたらこの講座を読んでいただいて何かの参考にしていただけると幸いです。

うつ病患者であるひろしは、今までさまざまな抗うつ剤を飲んできました。実際に飲んだことのある薬について解説したいと思います。

まずは心療内科で処方されたスルピリドという薬です。
スルピリドとは
総称名はドグマチールと呼ばれます。。
特徴は
もともとは胃薬として開発されており古くから使われている薬で、低用量では抗うつ剤、高用量では抗精神病薬として使われるていたそうです。近年では胃薬や抗精神病薬としてはあまり使われていないそうです。効果が認められるのも早く、落ち込みを改善するために対照的に使われることが多いそうです。

作用について
低用量ではドパミン分泌にブレーキをかけるシステムのみを抑制するためドパミンが増加し抗うつ効果につながります。高用量では逆にドパミン受容体を遮断するためドパミンをブロックします。
胃の調子を整えて食欲を回復する働きもあります。
ひろしが初めて処方された抗うつ薬です。胃の不調があったため胃の動きをよくするという目的で処方されましたが、今思えば抗うつ効果も期待されていたのだと感じました。

メリット
効果が早く期待できる。
吐き気が少ない。
ジェネリックが発売されている。

デメリット
効果がまろやか。
女性には向かない。

副作用
長く飲み続けるとドパミンを遮断することにより生理が遅れたり、体の一部のふるえが起こるときがありますが発生頻度は5%未満といわれています。

飲んだ感想
胃薬として処方されました。胃の違和感は消失しませんでしたが食欲は増進したような感じはありました。うつ状態に対しては自覚がなかったのもあり効き目は感じられませんでしたので途中で自己中断してしまいました。効果がまろやかだったからだと思います。副作用は起きてないと思います。

次は同じく心療内科で処方されたレクサプロです。
レクサプロとは
SSRI(セロトニン再取り込み阻害薬)に分類される抗うつ剤です。セロトニンの働きを高める薬で不安や落ち込みといった精神症状の改善に効果が期待できるといわれています。

作用
セロトニンだけに絞って増加させることにより副作用を軽減させます。セロトニンの働きを強めることが、どのようにして効果につながるかは、詳しくはわかっていません。

メリット
効果と副作用のバランスが良い。
1日1回の服用で効果が期待できる。
離脱症状が比較的少ない。

デメリット
胃腸障害が多い。

副作用
吐き気や下痢といった胃腸障害が飲み始めに起きることが多いといわれています。セロトニンが胃腸にも作用するため起きやすい。
性機能障害が30%から40%認められる。

効果がでるまで
およそ2周間から1ヶ月ほどかかることが多い。

飲んだ感想
飲んだ直後から胃の違和感が消失しました。また頭がスッキリしたような感覚になりました。直感的にこれいけると思いました。しかし次の日から吐き気に悩まされました。常に吐き気が襲ってきてトイレにこもっていました。吐くものがなくなっても吐き気は治まりませんでした。すぐに違う薬に変更になりました。

続いてはレクサプロの代わりに処方されたジェイゾロフトです。
ジェイゾロフトとは
レクサプロと同じSSRIに分類される抗うつ剤です。違いはセロトニンだけでなくわずかにドパミンを増加させる効果があるため気力の低下に対しても有効といわれています。その他はレクサプロとほぼ一緒です。性機能障害がおよそ8割の人に認められるという報告があるそうです。

飲んだ感想
レクサプロのような頭がスッキリするような感覚はありませんでしたが吐き気は起こりませんでした。何か嫌な感じするといった感覚がありました。賦活症候群による不安感だったと思います。落ち着かなくなって床をのたうちまわるといった行動が起きました。これが原因で心療内科ではなく入院できる環境のある精神科をすすめられました。

精神科診療所で処方されたアモキサンです。SSRIで吐き気が起こったことと気分を上げたいと医師に伝えたところこの薬が処方されました。
アモキサンとは
三環系抗うつ薬に分類される抗うつ剤です。脳内の神経伝達をスムーズにし、憂うつな気分を和らげ、意欲を改善するといわれています。

作用
脳内のノルアドレナリンやセロトニンの働きを改善させ、脳の神経伝達をスムーズにします。セロトニンの働きによって不安や気分の落ち込み、無気力などといった症状を和らげ、意欲を高めます。一番歴史の古い抗うつ剤です。効果が強い反面副作用が出やすいそうです。

メリット
不安や緊張をほぐして気持ちを楽にする。
意欲や気力を改善することができる。

デメリット
眠気が起こりやすい
吐き気や下痢、食欲不振が起こりやすい
口に乾きが起こりやすい

効果がでるまで
およそ2周間といわれています。

飲んでみた感想
自分では気分が上がるという感覚はありませんでした。妻から言わせると気分が上がったり下がったり波が激しかったそうです。副作用はありませんでした。この薬でも賦活症候群が起こりハンガーを首にかけるといった行動や死にたい衝動にかられ自殺を図ろうとしました。結局死ねずに未遂におわりましたがこれが原因で別の精神科病院に入院することになりました。

次は最も効果があったであろう入院先の病院で処方されたリフレックスです。
リフレックスとは
NaSSA(ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬)に分類される新しい抗うつ剤です。セロトニンとノルアドレナリンの働きを高める作用のある薬です。効果しっかりとしており、不眠や食欲低下などのうつ状態によく認められる症状の改善も直接的に期待できるそうです。
眠気や体重増加などの副作用が目立ち、飲み始めの眠気に耐えられるかが問題となる薬になります。

作用について
セロトニン(落ち込みや不安)とノルアドレナリン(意欲や気力)を増加させます。さらにはヒスタミンの働きをブロックする作用が認められます。眠気が強いため、休職中や専業主婦の方、高齢者などに使われることが多いです。他の抗うつ剤と作用のメカニズムが異なるため、SSRIやSNRIで効果が認められなかった場合にも、リフレックスへの変更や併用によって改善が期待できるそうです。

メリット
効果がしっかりしている
1日1回の服用で効果が期待できる
不眠に有効
食欲低下に有効
吐き気や胃腸障害が少ない
SNRIと相性が良い
離脱症状が少ない

デメリット
眠気が強い
太りやすい
これらを逆手に治療に使われることも多いそうです。

効果がでるまで
およそ1周間で効果を発揮する場合があるそうです。

飲んでみた感想
夜によく眠れるようになりました。昼間の眠気はありませんでした。食事食べられなくなって落ちた体重が徐々に戻ってきて65kgあった体重がピーク時は95kgまで増加しました。副作用の影響をもろに受けました。うつ症状に関する効果は不思議と感じられませんでした。現在も服用している薬です。妻曰く医師に「旦那さんを一旦落とします」と言われたそうです。鎮静させる目的だったようです。この薬からひろしのうつの治療が始まったと思っています。

最後にリフレックスと併用して現在も服用しているサインバルタです。この飲み合わせをカリフォルニアロケット療法というそうです。
サインバルタとは
SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)に分類される抗うつ剤です。セロトニンとノルアドレナリンの働きを高める薬です。また慢性的な痛みにも有効であり、身体の治療にも使われるそうです。

作用
セロトニンとノルアドレナリンの両方を9:1の割合で増加させるためセロトニンを中心にしてノルアドレナリンの効果にも期待できる薬だそうです。

メリット
意欲や気力を高める効果が期待できる
痛みに対しても効果が期待できる
比較的しっかりとよくなる方が多い
副作用が少ない
1日1回の服用で効果が期待できる
ミルザタピンと相性が良い

デメリット
躁転のリスクに注意が必要
離脱症状がやや多い

副作用
ノルアドレナリンを増加させるため気分を躁転させてしまったり、不安や焦燥感が急激に強まって自殺衝動を高めてしまうそうです。またセロトニンを刺激してしまうことにより下痢や吐き気といった胃腸障害が最も多いそうです。

飲んでみた感想
性機能障害が出現しましたが飲み続けるうちに回復しました。この薬を飲み始めてからうつ症状が劇的に変化しました。背中を押してくれるような底上げしてくれるような感覚になりました。気分の高揚なのかはわかりませんが家にいるのが退屈で外出したくて仕方ない時期がありました。それがかえって良かったのか家の手伝いができるようになったり、外に出られるようになったりと功を奏しました。

以上がうつ病患者でもあるひろしが飲んだことのある抗うつ剤です。今思うと色々な病院にかかり、色々な薬を服用してきました。うつ病にかかって出会ってきた医師の方達はひろしの状態に合わせて処方を検討してくれたんだなと感じました。この記事はあくまでひろしの経験により書かれた記事なので参考までにとどめておいてください。その人の状態によって合う薬、合わない薬があるように作用も副作用のでかたにも違いがあると思います。ここにたどり着くまでに色々なことがありました。うつ病でお悩みの方がいましたら決して薬を自己中断しないでください。うつの治療は長期戦です。医師とよく話しをしてあせらずじっくり治療薬を選択してもらってください。場合によっては自分に合う病院を探してください。きっとあなたにあった医師に出会えるはずです。

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